産後育児の成功はここにあり!産後に頼れる「育児の手」!家に来てくれるファミリーサポート、ドゥーラ、NPO法人など
ひたすら子供のお世話と睡眠時間確保で忙しくヘトヘトな産後。わたしは妊娠中に子供にとって一番ベストであり、ママも一番楽できて効率的・機能的なベビーグッズを調べて買い集めました。それらで乗り切ろう!としていたんです・・・
が、しかしいざ生まれてみると最も必要なのはそれらじゃない!!
産後にもっとも必要なのはずばり「大人の手」!!!
はい、要は人手(ひとで)です。これに尽きる。
優れたミルクウォーマーよりも、揺れるバウンサーよりも、気をひく知育玩具よりも、一人でミルクを飲めるクッションよりも、いかに育児に参加してくれる大人の手が助かるかを感じました。
私自身、双子出産の際に「これはもう何とかしなければ、やばい!!!」という決死の思いで調べまくり助けてもらった「育児の手」について利用レポと感想を交えて正直レビューでご紹介します。
一時あずかり等もありますが、そもそも外出するのが大変すぎてそこまで連れて行けなかった私・・・ここで紹介するのは「家に来てくれる」育児の手になります!
これから出産される方、今まさに困っている方にぜひ知ってほしいと思います!
育児の手とは?
育児の手とは、ママと一緒に育児に参加してくれる、サポートしてくれる大人の人を指します。「猫の手も借りたい」「手が足りないよ」等々、なげいていた私自身たくさん「手」が必要でした。
特に双子育児では、同時に泣かれても一人しか抱っこできず、心苦しくてママである私自身も悲しい思いをしました。ミルクも泣いても一人ずつしか出来ません。その間待っている子は足でバウンサーを揺らしていたなんて、日常風景でした。
それ以外でも家事や産後の自身のケアをする余裕も気力も消え去っていた中で、本当にこどもと私だけになる時間が恐怖でもありました。(今となればそんなこともあったよね話)
そんな中で救いとなっていたのは「助けてくれる人がいたこと」です。
これがつまりは「育児の手」です。(「育児の手」は私が勝手にそう呼んでいます、広めたいですね!)
「育児の手」の必要度合いは人にもよりますが、どのくらい必要かはママ自身でないとわからないものです。
そして残念ながら必要に応じて誰かが勝手に来てくれるわけではありません。
基本的には自分で「おねがいします!」と申請しなければなりません。
少し手間がありますし、ハードルが高いと感じるかもしれません。
でも私自身経験として答えられるのは「あのとき勇気を出して頼んでよかった!」という感想です。
説明会の参加や登録、面談、申請作業などがあるので、可能であれば妊娠中に産後の準備として行っておくと良いでしょう。
どんな種類があるの?
育児の手、いろんなものがありますよ!
主に産後~こどもが1歳になるまでに、ぽれぽれが実際に利用した、リサーチした「育児の手」を紹介&レビューします!
産後ドゥーラ
一般社団法人ドゥーラ協会が主催している産前産後のママに寄り添う家事育児のプロフェッショナルサポーターです。
特に産後に新生児のお世話から家事まで行ってくれる本当に心強い存在です。
関東を中心に全国にドゥーラさんはいます。私は里帰り中と、自分の家に帰ってからもドゥーラさんを頼みました。
★★★★★
2,500円~3,000円/時間(人により変動)
※場所により交通費も負担
HPからプロフィールを見てお願いしたい人にメールを送る
↓
面談の日程調整
↓
おうちにて面談、相談、依頼
★★★★★
家事、育児全般
例:夕ご飯を作ってもらう、沐浴、子供のお世話全般、上の子の遊び相手、送迎、簡単な家事など
私は曜日固定で一回3時間ほどお願いしていました。主に夕飯の作り置きと、子供のお風呂サポートです。夕飯の作り置きは一番頼まれることが多い、ということです。
ドゥーラさんのご飯は産後のママのことを考えたメニューも多く、母乳の出が悪くならないよう調味料を配慮したり、お野菜もたっぷり使ってくれます。
2歳のこども向けでも食べれる味にと伝えればタレを別添えにしてくれたりと本当に神がかっていました。
育児サポートの中で料理までつくってくれるサポートがあるのはドゥーラさんだけでした。
お風呂サポートでは、沐浴をはもちろん、私が入浴中に子供を見ていてくれる、私がこどもをお風呂に入れた後に受け取って拭く、保湿、着せる、までも行ってくれます。
こどもとコミュニケーションをとることも、絵本を読んであげることも、遊ぶこともしてくれます。私はお願いしたときにおしゃべりな2歳の上の子もいたのですが、話し相手や遊び相手にもなってくれました。
そして何よりママの話し相手になってくれます。相談、育児の悩み、辛いこと、なんでも優しく聞いてくれます。孤独になりがちなママの、第三の母のような存在でした。
ドゥーラさんは協会所属ではありますが、基本的には個人事業主として個人での活動なのでスキルや人柄、料金体系もそれぞれです。
基本的には各自の時間での料金ですがが、例えば10時間パックで1時間サービス、というパターンもあったりするので細かく聞いていく必要があります。
とてもスキルの高いスーパードゥーラさん(と名付け)は、無添加オートミールクッキーを焼いてくれる、2歳児と遊ぶようにとシールや折り紙も持参してくれる、ポジティブにママを励ましてくれるなど頼もしすぎる存在でした。
短時間でもちゃちゃっと確実においしい品数多い料理をつくってくれて感動ものでした。
ドゥーラさんは基本的にそのご自宅にある食材や調理器具を使用するのですが、ご自身で使い慣れている包丁やちょっとした食材(乾燥ビーツとかありました)なんかを持ってきてバリエーション豊かな方もいました。
一方で、あまり口数も少なく、2歳のこどもでも食べられるものをというリクエストに対してナンプラーを使用した料理が何品もあったりと、ちょっとどうしても比較してしまうと厳しいな、という方もいました。
ドゥーラさんはこちらから指名できるので何名か来ていただいて継続する方を決められるとよいと思います。
料金は時間あたり3,000円ほどしてしまうので、多少お高めですが家事育児なんでもOKで、プロフェッショナルさはここがピカイチで安心です。
また、市町村によっては補助金対象のサポートだったりもするので、ぜひ確認しておきましょう。
一日で10時間サポートを依頼されるママもいるとか!
ママが一人にならないですむよう、本当に信頼されているサポートだと感じます。
ファミリーサポート
各自治体に多くあるサポートの一つです。
子育てが一段落した方、子育て中だけどもうすこしお手伝いできそう、という方が、「育児の手」を必要としている方のサポートをしてくれます。
お仕事、というよりボランティア精神に近いお手伝いになります。そのため、料金が発生しますが「謝礼」という形になります。
ファミサポさんの自宅での預かり、習い事や保育園の送迎、居宅保育(家に来てくれる)など様々です。基本的にお料理を作るなどの家事サポートは含まれません。
また、ファミサポさんをこちらから指名することは出来ません。基本的に運営から紹介された人に依頼をする、という形となります。
★★★★★
目安500円/時間(子供の人数により変動)
※交通費、おやつ・食事をいただく際は別途料金
※各自治体によって異なりますので確認しましょう
HPからファミサポ運営へ連絡
↓
運営が選定した人との面談日程調整
↓
おうちにて面談、相談、依頼
★★★☆☆
育児のお手伝い
例:ファミサポさん宅での預かり、送迎、お風呂サポート、遊び相手など
ファミサポさんのサポートは善意のお気持ちで行ってくれています。お金を支払っての完璧なサービス、ではありませんので、こちらもそのつもりで依頼する必要があります。
しかしながら、お願いできる内容としては一般的なベビーシッターなどと比べると金銭面でも助かりますし、ご近所の方が多いので地域の特性などをよく知っていて、情報をもらえるというメリットもあります。
ファミサポさんはあくまでお手伝いをしてくださる善意サポートです。持っている育児スキルとしては主にご自身の子育て経験という方が多いです。
その点を了解した上でも送迎、預かってくれる、様々な育児サポートは本当にありがたい存在です。ただ、お願いする方はファミリーサポート運営センターが要望を聞いた上でご紹介してくれる方になるのでどうしても相性などがあります。
ぽれ家でも入浴中に未就学児のこども3人見ていてほしいとお願いをしたら、
「いつまでも一緒に遊んでいられますね!」という方もいれば
「もうサポートすることもなくなってきたかなと思っていました」という方まで様々でした。
(この方はこども3人が過ごすのをソファに座り見ているだけというスタイルでした、「危ないよ~」の声かけだけで2歳のこどもが棚を倒して下敷きになりそうになり(わたしが飛んでいって倒れかけたところを抑えた)、ヒヤッとした場面があり安全性を見てくれているのか心配になりました・・・)
運営センターに相談すべきか悩みましたが、何も言わずもう大丈夫なので、ということでその方はサヨナラしました・・・
(この方の後のサポート探しにまた奔走した苦い思い出)
ファミリーサポートに関しては各自治体でルールなど、細かい点が異なりますので必ずご自身の地域についてご確認ください。
NPO法人
子育てサポートのNPO法人、NPO団体も多く存在します。
そしてこちらも各地域によって内容が異なりますので必ずご確認ください。以下の内容は私が利用したNPOの場合になります。
★★★★☆
1,000円/時間
※場所により交通費も負担
※各地域によって異なりますので確認しましょう
HPからメールや電話でNPO法人へ連絡
↓
運営からのヒアリングを行い、面談の日程調整
↓
おうちにて面談、相談、依頼
★★★☆☆
簡単な家事、育児サポート
例:洗濯物をたたむ、掃除機をかける、ミルクをあげる、上の子の遊び相手、送迎、など
主に産後の育児支援が多いです。サポートに来ていただく方は毎回異なり、その方達のスキルや接し方もそれぞれなので、その点を理解しておく必要があります。
家事に関してもドゥーラさんのように料理を作ってほしい、という難しいことまでは依頼できません。あくまでも「簡単な家事」という程度です。
たとえば、スーパーで指定したものを買ってくる、洗濯物をたたむ(たたみ方はおまかせでOKくらい)、掃除機をかける等です。
ママを支援したい!という思いで出来ている活動支援であり、なれている方が多いとはいえ、ファミサポ同様にご自身の育児経験スキルを持ってママさんを助けたいという善意のきもちから行っているサポート中心になります。
毎回異なる方が来るため、相性やスキルのばらつきは多少気になります。
どんな方でもお願いできる内容をこちらがお願いする、という前提で考える必要があると感じます。
またサポーターさんご自身もご家庭があったりするので、お願いできる時間も平日の昼間(9時から17時あたり)が基本となります。
料金に関しても比較的リーズナブルで継続してお願いしやすいと思います。
ただし産後サポートがメインのため、いつぐらいまでお願いできるかは確認した方が良さそうです。
疲れすぎて、気力の糸が切れてしまったときにソファで寝てしまっていました。
はっと気がつくとサポータさんが優しく声をかけてくれたのを覚えています。涙が出ました。
民間ベビーシッターサービス(キッズライン、ポピンズシッター、ベアーズ等)
真っ先に思いつくベビーシッターサービス!こちらもばっちり育児の手であります。
サポーター登録人数も多く、全国展開もしているので、自分でお願いしたい内容や地域の方を選びやすいメリットがあります。
★★★☆☆
1,500円~3,500円/時間(人により、子供の人数により変動)
※場所により交通費も負担
HPからプロフィールを見てメールを送る
↓
面談の日程調整
↓
おうちにて面談(主にオンライン)、相談、依頼
★★★★☆
家事、育児全般
※人により提供内容が異なります
例:子供のお世話全般、上の子の遊び相手、送迎、簡単な家事など
ぽれぽれも検討したよ!
ポイントは自分でお願いしたい人を指名できるという点。サポーターさんは幼稚園教諭の資格や保育士経験あり、の方も多く頼りになります。
ただサポーターさんの提供する内容や経歴もまちまちなので一人一人プロフィールをじっくり見ていく必要があります。モンテッソーリ教育や習い事まで行ってくれる方もいて、お願いのできる幅が広いです。
一回だけの単発依頼や週固定のリピートなども可能です。その内容もサポーターさんとやりとりで決めていきます。
単発でもお願いできて、良かったら継続でお願い出来るのは嬉しいところです。
ただし人気の方はすでに継続リピートで埋まっている、というパターンも多くなかなかお願いできる方が見つからない、という印象もありました。
またこちらが向いているのはお子様ひとりかふたりまでかなと。
ぽれぽれ家は3人だったのでそうすると時給がとんでもない金額になります。。。
例えば通常時給に加えて、2人預かる場合+1,000円/1時間、3人預かる場合+2,000円/1時間と時給が高くなっていきます。そして最低サポート時間は3時間以上の方が多いです。
なので、時給2,500円の方に3人、3時間お願いしたら・・・
すばり13,500円!!
高すぎて、さすがに現実的ではありません・・・
定期的にお願いしたい「育児の手」としては、金額面で完全にNGとなり、わたしは利用しませんでした。企業型割引や自治体の割引等があれば、金額面のハードルもクリアできそうですね!
助産師さんサービス
地域によって展開している助産師さんによるサポートです。
助産師さん、ということで母乳育児や新生児の健康状態などの相談にも乗ってくれます。
産後、病院でもっとも心に寄り添い頼りにしたのは助産師さんだったりしませんか?
その安心感があるのは心強いですね。
★★☆☆☆
9,000円/一回(別途電話相談付き)
※各地域によって異なりますので確認しましょう
HPからメールや電話で団体へ連絡
↓
日程調整
↓
おうちにて相談、依頼
★★★★☆
母乳や育児の手助け、相談
例:母乳相談、育児の悩み相談、沐浴、抱っこ、新生児健康チェック等
助産師さんと言うことで心強い存在ですが、継続して育児の手をお願いできる形ではありませんでした。(ぽれぽれリサーチエリアの場合)
ただし、お願いする回数に上限はないので、産後2ヶ月は毎週来てほしいなど、自分でお願いすれば出来るかと思います。
こどもの状態もよく見てくれるので、これで大丈夫かな?とあたふたする新生児ママには特に頼もしいですね!
パパの育休
子育てはママだけの仕事、ではありません。忘れずにこちらもラインナップ入り!!
2022年の男性の育休取得率は17.3%と年々上昇傾向ではあります。ただしぽれぽれが注目しているのは取得率だけではなく、取得期限!!
男性育休の取得期間は以下のようになっています。
2週間未満で半数以上となります。
男性育休取得期限(多い順) | 取得期間 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 5日〜2週間未満 | 26.5% |
2位 | 5日未満 | 25.0% |
3位 | 1〜3か月未満 | 24.5% |
4位 | 3〜6か月未満 | 5.1% |
5日未満取得して「我が社は男性も育児参加してます!」ってどやられてもね・・・
★★★★★
お互いの尊重、ねぎらい プライスレス
★☆☆☆☆(伸びしろあり)
家事、母乳以外の育児全般
例:夕ご飯を作ってもらう、沐浴、子供のお世話全般、上の子の遊び相手、送迎、家事など
育児に参加することは男性にとっても重要なキャリアのひとつです。
会社、職場環境によっても大きく左右されるのでパパの意思だけではどうにもならない場合もありますが、パパも育休を取得したい、取得すべきだという認識を持つことからはじめないといけないと感じます。
そしてパパが育児の手になる、と言っても即戦力ではありません(笑)
ドゥーラさんやファミサポさんのように、様々なスキルや子育て経験があるわけではありません。
ママと一緒に歩みながらスキルアップしていく、という理解でいましょう。
ただし、こどもをちょっと見ていてもらう、食材を買ってきてもらう、ミルクをあげてもらう、話し相手になってもらう、それだけでもママの大変さはぐーっと減りますよね。
何より一緒に相談できる相手がいることは、非常に心強いものです。
パパの育休を何ヶ月も取得する、は上記のも述べたとおり、まだまだ難しい傾向であることは確かです。取得率を上げ、取得日数を長く出来るように、これからはみんなでその意識を持てると良いですね。
ぽれぽれ夫は育休3ヶ月取得しました!
パパもがんばったと思います。
じぃじ、ばぁば、親戚
家庭環境にもよりますが、もし可能であれば頼るのもひとつです。
何でも無理してママ一人でやろうとしなくてOKです!
★★★★★
感謝
?????(様々です)
体力をあまり使わない、ちょっとした家事、育児
例:遊び相手になってもらう、ミルクをあげてもらう、洗濯をたたむ、短時間留守番してもらう等
わたしは、必死だったこともあり旦那の実家が割と近かったのでかなり頼っておりました。
2歳の上の子を預けたり、上の子の送迎などで出なくてはならないときは、短時間双子の育児をお願いするときもありました。週に3日ほどなんやかんや育児の手を借りていました。
ただし!!!あるとき義母から電話が・・・・
もうこれ以上は体力も無くて見られないわ・・・
そう、ついにギブアップ宣言が!!!!
頼りすぎてしまったのです。。。
わたしがうっかり甘えて、心身の負担を大きくしまったのが問題でした。このときは突き放されたようで涙があふれ、とても辛く感じてしまいました。
ただ時間をおいて振り返ると、週3回は多かったですね。
反省し、謝罪とお礼の連絡を入れました。
こういうとき、ある意味お金で割り切れる関係性でお願いできるサポートがありがたい一面もある・・・!
育児の手を頼むときのポイント
お願いする頻度はどのくらい?
ここまでたくさんの育児の手を紹介してきましたが、経験論からわかったのは、一人の人にお願いするのは週2回が良さそう、との結論です。
特に「育児の手」を長期でお願いしたい場合は、週3回以上お願いすると相手への負担が増しますのでぜひ覚えておいてほしいポイントです。
そのため、「育児の手」は複数人、つまり人数多く参加してくれる人を探すのがベターです。
各市町村や会社の補助があるのか確認しよう!
各市町村や会社では何かしらの助成制度があります。
が、各市町村のWEBサイトってとてもお堅く、文字ばかりで情報をさがすのもちょっとわかりづらい・・・という印象です。。。(UIとかUXとかはほぼ皆無)
知らない支援事業、補助金などがあるので産前にじっくり調べておく、窓口に何かサポートがないか電話して聞いてしまう、会社の先輩や近所に出産された方がいれば情報を教えてもらう等で情報収集をしましょう。
特に産後すぐ使え、こどもが2ヶ月まで、3ヶ月まで、半年まで、と利用期限が決められているものが多いので、早めに利用開始することもおすすめします。
知ったときには使えなくなっていた・・・という場合も多いので、早めにお願いしたいですね。
企業によりますが、全国保育サービス協会が運営している「企業型ベビーシッター割引券」を使えば自己負担少なく育児の手が利用可能です。会社が参画しているかもぜひチェックしましょう!
費用はどのくらいかかるの?
頼めるものなら頼みたいけど、費用のことも気になりますよね。
ぽれぽれが実際につかった金額を公開します・・・!
とんでもない領収書の枚数ぅうう!!
双子出産して、里帰り、パパの育休が終わってひとり育児がスタートした時から換算して約半年間でかかった費用です。
このとき2歳の子供と0歳の双子という、こども3人抱えての状態です。
時間給でのみ換算するパターンや子供の人数によって費用がかわるパターン、補助あり・なし、当日キャンセルしてしまった日のキャンセル料なども混ざっていますので、あくまで目安としてご参考ください。
項目・費用 | 産後ドゥーラ | ファミリーサポート | NPO団体 |
---|---|---|---|
利用頻度 | 週1~2回 | 週2回 | 週2回 |
入会金・登録料 | 0円 | 1,000円 | 8,000円 |
利用回数 | 25回 | 30回 | 30回 |
1時間あたり費用(概算) | 2,400円(補助あり) 9,000円(補助なし) | 4,000円 | 2,000円 |
一回あたりの利用時間 | 3時間 | 4時間 | 2時間 |
合計金額 | 162,000円 | 119,000円 | 64,000円 |
これらすべて合計すると・・・345,000円!!(半年間利用)
市の補助なども利用したとは言え、
ふぅー結構かかってるー!!!という驚きの費用!
がしかし、
この時期の「育児の手」プライスレス・・・!
育児の手がなければ乗り越えられなかった!!
ちなみに基本的に支払いはその都度現金払いです。
リピートしてお願いしている方ですと、では次回に用意しておきますねで大丈夫ですが、このキャッシュレスの時代にうっかりわすれがちなのが小銭やお札を用意しておくこと!
時間がある際にお札を崩して小銭を作る、両替する、と忘れずにしましょう。
特に1,000円札、100円玉、500円玉が必要になります。ぽれ家も小銭用と1,000円札はとっておく場所を設けました。
できればお渡しする際は、封筒に入れましょうね。
「育児の手」で忘れてはならないこと、感謝
「育児の手」を差し伸べてくれるひとたちにお礼、お仕事の対価としてをお支払いするわけですが、基本的にみんな「善意」です。
特に忘れがちなのがじぃじ、ばぁば達。
ママの環境や人間関係にもよると思うのですが、まっさきに頼れる先の候補の一つであると思います。
身近だからこそ、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
こどもが1歳など区切りの良いタイミングで何かお礼としてプレゼントを贈る、食事に誘うなどが出来ると、良い関係性が築けると思います。
私も感謝のライン(ちょっと長文)を送ります。また年末にお食事に誘い、ごちそうするのが恒例になってきました(笑)
ちなみに、パパにも感謝を!とも思うのですが、私が思うに育児って一緒に参加して当たり前です。パパが育児して当たり前です(2回目)
パパが育児することに感謝するのではなく、パパとママがお互いにねぎらい合いましょう。
そしてサポートしあいましょう。
育児の手があって乗り越えられた現実
あれやこれやの育児の手があって、なんとか乗り越えていると思います。
双子が1歳を過ぎ、保育園に行っている今でもまだ私は「育児の手」お願いしております!
育児に「成功」という言葉が当てはまるか分からないのですが、もし育児に成功、があるのであれば、それは子供もママも家族もみんな心と体が十分でここちよく笑顔で過ごせることなんじゃないかと思うのです。
どんな育児ハックやノウハウ、においても「ママが笑顔ならそれでよし」というくくり結論ですが、そうなるために一番実用的なのは、この「育児の手」が多くあることだと確信しています。
ポジティブマインドとか、怠惰な家事でも自分を許すとか、そういった心の持ちようのことではなくて、本当に実践的な解決策は「育児の手」を増やすことだと思います。(2回目)
実際に「育児の手」が多くあったことでわたし自身本当に救われました。
そして余裕も生まれ、笑顔で育児することが出来ました。
この循環が正解じゃないかと、実際に体験してみてそう感じています。
育児の手を増やす方法の第一ステップは情報収集です。
このサイトを見てくれた方にまず届いてくれて嬉しいです。そしてぜひこれからの方にもシェアしてほしいなと思います。
子供とママがすこやかに過ごせますように。
ぽれぽれからエールを送ります。