仕事と家事の両立は可能か?ママの時間割から答えを出してみた!
ママはとにかく忙しい!
平日の家事、育児、仕事をすべてママが担当とするといったいどのくらいの時間を使うのか?!なんとなく「忙しいぽい」ではなく、実際に時間の見える化をしてみましょう!
1日は24時間 誰もが平等。でもママは目が覚めた瞬間から1,000個のタスクが見えています・・・!こんなに体力、精神力をすり減らして本当に平等?!
『ママは忙しい』そんな一言を時間を確認しながら確かめてみましょう!
いちにち24時間 × 平日5日 = 120時間
ではここから必要な固定時間を引いていきます。
睡眠時間
2021年に実施された生活基本調査(総務省)によると、日本人の平均睡眠時間は7時間54分でした。もう少し詳しく見ていくと、いわゆる働く女性の平日睡眠時間は7時間15分となっています。
7,8時間もママは寝られているかな?!
もしかしたら睡眠時間6時間あたりで過ごしている人もいるかもしれません。厚生労働省は最低6時間以上を推奨していますし、睡眠時間はとても大切なのでここでは固定時間としてママの睡眠時間7時間としましょう。
<睡眠時間>
いちにち7時間 × 平日5日 = 35時間
生活時間
生活をおくる上で必要な時間を考えてみましょう。生活の3大要素『衣・食・住』をベースにみていきます。
●衣・・・お風呂は30分、着替えやメイク・ヘアセットなどの身支度30分とします
お風呂30分 + 身支度30分 = 1時間
●食・・・食事を取る時間、朝、昼、夜 それぞれ20分とします
朝20分 + 昼20分 + 夜20分 = 1時間
●住・・・トイレ、歯磨き、宅配受け取り、移動など 30分
ゆっくりボディケアできる日はいつ??開封したボディクリームは半年たっても残っている状態・・!
<生活時間>
いちにち2.5時間 × 平日5日 = 12.5時間
家事の時間
これは家の環境や家族の協力や家事スキルによっても大きく変わる部分ですが、わたしの家の場合で考えると・・・
朝食準備 20分
夕食準備(調理、配膳含む) 40分
食事の片付け 20分
お風呂掃除、準備 10分
洗濯選別、たたむ、もどす 25分
布団を整える 5分
家の片付け 10分
ゴミ出し、歯ブラシやスポンジ替え、備品の補充など雑務 20分
食材や日用品の買い物 10分(週に2,3回を平均して1日10分換算)
※食洗機、ドラム式乾燥機は毎日フル稼働です
お掃除ロボも導入したい・・・!が床にものが多くて断念中(涙)
これらを合わせると、160分、つまり2.7時間
<生活時間>
いちにち2.7時間 × 平日5日 = 13.5時間
ちなみに2021年に実施された生活基本調査(総務省)によると6歳未満の子供をもつ女性の家事時間は3時間31分とのことです。
やはり毎日3時間の家事負担はおおきい・・・
育児の時間
ママ業ともいえる、子育ての時間!子どもの人数や年齢、性格によってもおおきく異なりますね。人生で今だけ、貴重、惜しまないで、とは思いつつも時間を無制限にかければ良いわけじゃないはず!ママにとっても子どもにとっても一番良い一緒の時間をどう過ごすのか、そんな育児の時間は永遠の課題でもあります。
我が家の場合(幼児3人)で考えると
朝の支度お手伝い(着替え、顔ふき、鼻水吸い、保湿) 20分
トイレお手伝い、おむつ替え(計6回ほど) 10分
保育園、幼稚園、習い事送迎 60分
くもん宿題、丸付け 20分
お風呂入れる 20分
一緒にあそぶ、本読む 20分
食事を食べさせる等フォロー 20分
寝かしつけ 30分
抱っこ、お話しする、パジャマ気に入らないため交換対応、牛乳こぼしたのを拭く&おかわり入れる、呼んでもお風呂来ない、ケンカの仲裁等雑務 20分
仏のようなやさしい心でいられるのか・・・ある意味修行です!
雑務、で書き出しましたがその日の子どもの機嫌などで、ここのママ業は臨機応変さが求められとても時間が読めない部分でもあります(苦笑)
これらを合わせると、220分、つまり3.7時間
<生活時間>
いちにち3.7時間 × 平日5日 = 18.5時間
ちなみに2021年に実施された生活基本調査(総務省)によると6歳未満の子供をもつ女性の育児時間は3時間54分とのことです。約4時間ですね。
仕事時間
ここまでの時間で残された時間は40.5時間。
仕事時間を固定時間とするといくつかパターンがありますね。
①フルタイム8時間勤務 8時間 × 平日5日 = 40時間
②時短6時間勤務 6時間 × 平日5日 = 30時間
③時短ORパートなど4時間勤務 4時間 × 平日5日 = 20時間
この時点で①フルタイム勤務は時間オーバーがみえる・・・
これに休憩時間や通勤時間を加えます。
休憩時間を毎日1時間として 1時間 × 平日5日 = 5時間
通勤時間は1人ひとり異なりますが、2021年に実施された生活基本調査(総務省)から女性は24分と示されていますので、いったん30分として換算してみます。(リモート普及にともない、通勤・通学時間は多少少なくなっている傾向にあります、本当に少しですけどね)
通勤時間 30分 × 平日5日 = 2.5時間
まとめてみると、
<仕事時間>
①フルタイム8時間勤務の場合 47.5時間
②時短6時間勤務の場合 37.5時間
③時短ORパートなど4時間勤務の場合 27.5時間
最後にのこった時間は・・・!?
ママに残された「わたし」時間
ここまで1日の時間配分を見てきましたが、働き方によって残時間は大きく異なります。
①フルタイム8時間勤務の場合 マイナス7時間
②時短6時間勤務の場合 3時間
③時短ORパートなど4時間勤務の場合 13時間
マイナスになっちゃってるよ~(涙)
そう、見て分かるとおりすでに時間不足・・・!このマイナス部分はたいていママの睡眠時間や育児・家事時間の何かを短縮OR無くすことで精一杯おさめている状況です・・・
少しでも時間どおりにいかないと、やはりイライラしてしまうし、出来なかった場合の罪悪感や自分を責める感情が出てきてしまうもの。余白がないからこころも休まらず、これで良いのか悩んでしまいますよね。
そうです、私もまさにそう!!
でもこのママの時間割はママだけが何とかすれば良いものでは無く、家族やこどもの成長に合わせることが必要とされます。それらのことも考えながら、今のベストを見つける試行錯誤をして気が付いたらこの時代が過ぎていた・・、というもの。
その家庭にしか答えはないから自分で見つけるしかないのですが、他人の実例などからヒントもあるはず!上手にとりいれて、試していきましょう!
この時間割をみて、ママ業がいかに大変か、女性のキャリア構築のハードルがひとつ見えた気がします。
でも工夫できるところはしていきたい!今いちばん気になっているのはこれ!!
家事の時間(特に料理)を削りたい
今わたしが一番関心を寄せているのはずばり「夕食準備(調理、配膳含む) 40分」を何とかできないかというところ。
毎日のことで、じつは一番苦手でもある・・・
これを少しでも手放せたら、と考えれば考えるほどうっとり?してしまうくらいです。
現在生協も頼んでいますがそこでのミールキットも限界があります。私が思うミールキットの限界とは
・生協メニューの固定化(割と似たようなものが多い)
・こどもが苦手な辛味、食材があると選べない
・単純に分量が足りない(味が合わなくて残したらと思うと2セットたのむ勇気がない←)
そこで導入するのがこれ!!
もう出来たてのおかずが届く!!100パーセント優勝な「つくりおき」をGETすること~~!!
前向きな手抜きをしよう、家事テクは使うべし
今日はつくりおき届く日だ♪と思うとこころも軽くなる~!
ある意味「作業化」ができる家事については先人の知恵や現代のサービスを使用していかに「前向きな手抜き」ができるかがひとつポイントかなと思います。
お試しもできるので、とりあえず一緒に試してみませんか?
これからも「ママ業VSわたし」の時間模索は続く・・・!